1


るるちゃん。
「今日は御呼び頂いて光栄です。」

パンテール伯爵。
「美しい女性を放っておくのは。」
「女性に対して失礼なものです。」

るるちゃん。
「踊りますか?」

パンテール伯爵
「そのために。」

ふたりで。

音楽に合わせて踊る。

お客さんたちも踊る。

るるちゃん♪
「何か表情が硬いですわね。」

パンテール伯爵。
「良い仕事を控えてますから。」

るるちゃん。
「なら。」
「良い仕事ができるように。」
「今宵はもっと楽しみましょう。」

ダンスが終わり。

食事が並べられる。

るる。

屋敷内を探検しにいく。

横目でコピーヌ。

コピーヌ。
「伯爵め。」
「大一番を控えて。」
「宴会など開いてしまうとは。」

オランジュ。
「だからこそ前祝い。」
「成功は決まっている。」

コピーヌ。
「じゃなけりゃ。」
「やってられない。」

るるちゃん。

書斎に迷い込む。

るるちゃん♪
「これはなんでしょう?」

手紙を見つけ。

封が開いてあり。

手に取って読んでみる。

「国王を暗殺して。」
「私が実権を握る。」
「作戦開始は10日後。」

るるちゃん。
「これはチャンスかもしれない。」
「印が押してある。」
「奪ってしまえー。」

るる。

懐に忍ばせる。

すぐに部屋に出ても。

誰もいない。

廊下を歩きまわって。

オランジュに見つかる。

オランジュ。
「御嬢さん、どうなされました?」

るるちゃん。
「探検してたら迷ってしまいました。」

オランジュ。
「こちらへどうぞ。」

ホールに出て。

パーティー。

怪しまれないように。

じっくり楽しんで。

解散。

パンテール伯爵。
「またお越しください。」

るるちゃん。
「喜んで。」

帰り道。

るるちゃん。
「これを王様に届けなくちゃ。」

退場。


2


るるちゃん。
「王様に通してください。」

門番。
「何の用ですかな?」

るるちゃん。
「密書を手に入れたんです。」

門番。
「大臣に通してください。」

軍人のシャトーが城に帰還。

シャトー。
「どうなれされた?」

るるちゃん。
「これを。」

シャトー。
「国王暗殺計画ですか。」
「これをどこで?」

るるちゃん。
「パンテール伯爵の屋敷で。」

シャトー。
「大変だ。」
「大変だ。」
「王様に知らせてくるよ。」

シャトー。

城門を開け。

突進。

従者。
「あなたも行ったほうがよろしい。」

るるちゃん。
「はい、そうします。」

王座に通される。

国王。
「これは誠か?」

シャトー。
「ここに印が押してあります。」
「首謀者はコピーヌとオランジュ。」

るるちゃん。
「パンテール伯爵の屋敷内で発見しました。」

国王。
「ならば。」
「相応の処置を取らねば。」
「反乱を起こす気であろう。」

シャトー。
「すぐに軍の手配を。」

国王。
「名は?」

るるちゃん。
「るるです。」

国王。
「女官に取り立てても良いぞ。」

るるちゃん♪
「喜んで。」

国王。
「では。」
「すぐにでも部署を決めるように。」

るるちゃん♪
「ありがたきしあわせ。」

シャトー。
「謀反とは。」
「これは大変だ。」

退場。


3


オランジュ。
「あの手紙はどこだ?」

コピーヌ。
「紛失した?だと?」

パンテーヌ伯爵。
「まずいことになった。」

従者。
「警察が動いています。」
「あの件、漏れたかも。」

オランジュ。
「なんだって?」

隠密。
「国王に知れました。」

オランジュ。
「なんということだ。」

コピーヌ。
「すぐに脱出するぞ。」
「ニュアージュに行けば軍隊が控えている。」
「直接暗殺するのは失敗だ!」

パンテーヌ一味。

馬に乗って急きょ脱出。

遅れて警察が乗り込んでくる。

警察。
「パンテーヌ一味はどこだ?」

使用人。
「先ほど、出かけて行かれました。」

警察。
「一足違いか。」
「追うぞ!」

退場。


4


パンテーヌ一味。

城に辿り着く。

戦の支度を整えて。

兵を招集。

国王軍と一戦を開始。

決戦は草原地帯。

国王軍三万五千に対し。

パンテーヌ軍は一万二千。

精鋭揃いの国王軍が圧倒的で。

勝負はあっけなくつく。

オランジュ。
「まさか負けてしまうとは。」

コピーヌ。
「あの女だ!」
「もしかして手紙を見たかもしれない!」

オランジュ。
「そんなバカな!」

コピーヌ。
「それしか思い当たることは・・・。」

敗走中の一味。

潜伏するが見つかり。

捕虜にされる。

シャトー。
「パンテーヌ伯爵はどこだ?」

兵士。
「戦死なされたようで。」

シャトー。
「ああ、奴は人が良い人物だった。」
「まさか、そこまでの野心に心を動かされ。」
「道を外すとは。」

オランジュ。
「誘惑されたんだよ。」

コピーヌ。
「誘惑に負けたのさ。」

シャトー。
「それに打ち勝つのが人の役目。」
「難しいことではござらん。」
「やればできる。」

オランジュ。
「それができない人も居るんだよ。」

シャトー。
「未熟さ故か?愚かさ故か?」
「私は常に正しくありたいと思う。」

コピーヌ。
「人が好いから。」
「暴政だと思い込んだのさ。」
「それは言葉巧みに。」

シャトー。
「外れた空想は野放しにした虎のようだな。」

オランジュ。

コピーヌ。

連れて行かれる。

退場。


5


城の会議室。

シャトー。
「表彰しますよ。」
「るる嬢。」

るるちゃん。
「これはうれしい限りです。」

シャトー。
「何か欲しいものは?」

るるちゃん♪
「貴金属。」
「ダイヤモンドの指輪。」

国王。
「そんなものでいいのか?己は。」
「まだ有り余るぞ。」

るるちゃん♪
「わたしは剣が好きなので。」
「適当な宝剣を。」

国王。
「良いだろう。」
「すぐに届ける。」

シャトー。
「これはニュースにして表彰させますぞ。」

るるちゃん。
「わたしひょっとして有名人?」

シャトー。
「それ相応の働きをしたのだ。」

るるちゃんのことはニュースになりました。

国民から表彰され。

時の人となります。

後に女官として取り立てられ。

出世を手にした女性として。

世間に認められました。


6


るるちゃん。
「今日は広報担当初日ですよー☆」

ロングスカート姿のるるちゃん。

スキップで出勤して。

勤務しています。

友達の姫麗(きらら)ちゃんと同じ部署なので。

お互いに協力することにしました。

スイスの民族衣装を着た。

髪が長い美少女。

姫麗ちゃんは。

国王の親戚なのです♪

王族の女の子が。

王国の広報で働いています。

るるちゃん。
「出世だよ。」

姫麗ちゃん。
「あんたすごいわね。」
「度胸がある女は好きよ。」

るるちゃん。
「好きだなんて・・。」
「キャー!」

姫麗ちゃん。
「キスする?」

るるちゃん。
「いいのー?」

姫麗ちゃん。
「そんなわけ。」

るるちゃん。
「いいよ。」
「しよ・・。」

姫麗ちゃん。
「キャー!何言ってんの!」

るるちゃん。
「くすくす♪」

姫麗ちゃん。
「うふふ♪」

初日の広報は。

仕事を覚えるだけで終わりました。

帰り道。

誰かに誘われます。

オリゾン。
「姫麗様のお友達でいらっしゃる。」

るるちゃん。
「なにか?」

オリゾン。
「姫麗様を女王にするべく。」
「お力添えを。」

るるちゃん。
「わたしはあまりに気乗りしません。」
「号外しないでおきます。」

オリゾン。
「残念です。」

オリゾン去る。

るるちゃん。
「ああ、姫麗ちゃん。」
「そんなに人気だなんて。」
「そのまま行かないように。」

るるちゃん。

去る。


7


家の中。

魔法使いの格好をした女の子と会談。

若葉ちゃん。
「お姉さまがどうかしました?」

るるちゃん。
「きららちゃんを推薦して。」
「謀反の疑い。」

若葉ちゃん。
「それは!」
「そのまま行くとお姉さまが処罰されちゃうかもです。」

るるちゃん。
「そうならないように。」
「伝えましょう。」

きららちゃんを呼び出す。

姫麗ちゃん。
「なにかしら?」

るるちゃん。
「きららちゃんを推薦して。」
「謀反を企てるそうです。」

姫麗ちゃん。
「とても成功するとは思えないけれど?」
「そもそもわたしにその気はないわ。」

若葉ちゃん。
「では。」
「このことを号外して。」
「辞退するべきです。」

姫麗ちゃん。
「そうしたほうがいいわね。」
「実際に事を起こされたら。」
「私もタダでは済みそうもないし。」

後日。

国王と相談した結果。

スピーチを決断しました。

姫麗ちゃん。
「わたしを女王に推薦し。」
「反乱を実行しようとする者たちよ。」
「どうか剣を納めて。」
「わたしきららは。」
「それを辞退します。」

これにより反乱の気運は静まった。

ある日。

きららちゃんが街を歩いていると。

オリゾンが尋ねました。

オリゾン。
「先の反乱も。」
「あなたのためですぞ。」

姫麗ちゃん。
「無駄に国をかき乱す必要はなくてよ?」

オリゾン。
「私たちはより良き世のために。」

姫麗ちゃん。
「あなたがたのやり方は。」
「はたして良い方向に行くでしょうか?」
「国はいま安定している。」
「国王も、とっておきの政策を用意していると発表している。」
「あなたは、きっと方向性を間違えたのですよ。」

オリゾン。
「私たちはなんのために?」

姫麗ちゃん。
「王権は神から与えられたもの。」
「わたしは。」
「当分譲り受けそうもないの。」

オリゾン。
「我々は冷静ではなかったのかもしれません。」
「ですが。」
「理想の国家は成し遂げますぞ。」

姫麗ちゃん。
「理想に浸かると死ぬわよ。」

オリゾン。
「夢を見ていたいのです。」

姫麗ちゃん。
「仕方がない。」
「敵になるしかないなんて。」

オリゾン。
「敵ではありません。」
「味方でもありません。」

姫麗ちゃん。
「分かったわ。」

オリゾン。
「失礼します。」

退場。


8


るるちゃん。
「これできららちゃんは。」
「お咎めなしだね。」

きららちゃん。
「私に火の粉は来ないわ。」

若葉ちゃん。
「先手必勝!」

るるちゃん。
「でも。」
「反乱の機運は続くんでしょ。」

きららちゃん。
「仕方がない連中だわ。」

若葉ちゃん。
「また戦争になるかも。」
「でも。」
「たまには戦争はあっても良いかも?」

るるちゃん。
「戦争はいつも何かが変化するきっかけになる。」

きららちゃん♪
「戦争は悪いことばかりじゃないわ。」
「良い側面も多く持っている。」

若葉ちゃん。
「軍人さんの写真を取り放題♪」

るるちゃん。
「さて。」
「わたしは明日が早いので。」

きららちゃん。
「助かったわ。」
「ありがとう。」

るるちゃん。
「どう致しまして。」

若葉ちゃん。
「じゃあおやすみ。」

るるちゃん。
「またねー。」

退場。


9


るるちゃん。
「普通の広告じゃつまらないよ。」

きららちゃん。
「なににするの?」

るるちゃん。
「お城のカッコイイ騎士さんを。」
「そのままポスターに!」

きららちゃん。
「どうせなら。」
「芸術的なポスターにしましょう。」

るるちゃん。
「さっそく!」

ポスターが出来上がる。

ポスターは映画顔負けの出来上がり。

るるちゃん。
「すごーい!」

きららちゃん。
「上司に見せてくるわ。」 

ポルト。
「なっ!」
「素晴らしい出来じゃないか。」
「もちろん採用だ。」

るるちゃん。
「やった!」

ポスターが実際に貼られて。

その効果で。

お城の観光客がとっても増えましたねー。

観光収入が増加しました。

お手柄と言われたるるちゃんときららちゃんです。

きららちゃんの家。

るるちゃん。
「やったやった!」

きららちゃん。
「仕事で成功するのは嬉しいわ。」

るるちゃん。
「今夜は寝かさないぞ☆」

きららちゃん。
「朝早いわよ。」

るるちゃん。
「さあベッドに一緒に。」

きららちゃん。
「いいわよ。」

一緒に就寝。

お泊まりでした。


10


怪しい集会を発見。

若葉ちゃん。
「あの集いはなんでしょう?」

謎の人。
「御嬢さん。」
「我々の意見を聞かないか?」

若葉ちゃん。
「もしかして?」
「はいはい!聞きますよー。」

謎の人。
「王様は我々のことを本当は何も考えてないのだ。」
「民ひとりひとりの意見は何も聞いてはくれない。」

若葉ちゃん。
「やはりかー。」

怪しまれないように。

集会から脱出しました。

若葉ちゃん。
「人心を惑わす邪教ってわけですか。」
「役人に通報しなきゃ。」

シャトー。
「おや姫君。」
「こんなところで何をされて?」

若葉ちゃん。
「人心を惑わす邪教に潜入ってこと。」
「これは主張した意見のメモです。」

シャトー。
「これはまずいな。」
「警察に知らせる。」
「馬だ!馬だー!」

ほどなくして。

警察が捜査を開始。

シャトーと会う若葉ちゃん。

若葉ちゃん。
「わたしが調べたところ。」
「首都の至る所でおこなわれているようです。」

シャトー。
「反乱の気運というやつか。」

若葉ちゃん。
「前に潜入したら。」
「民を扇動しておりました。」

シャトー。
「おのれ。」
「いつの間に奴らは!」

若葉ちゃん。
「逆の情報を流したほうがよろしいですよ。」
「国王の素晴らしさを流し。」
「邪教の言いがかりはウソだったと。」
「詭弁だったと。」

シャトー。
「確かにな。」

若葉ちゃん。
「そのまま洗脳を放置すると。」
「人々が変な気を起こすかもしれません。」

シャトー。
「その通りにしよう。」
「協力感謝する。」

ほどなくして。

邪教の集会に警察が突入し。

邪教は全員逮捕。

その教団は潰れました。

正常な情報が流されたおかげで。

鎮圧されました。

警察。
「誰かに命令されたとか?」

謎の人。
「反乱軍の生き残り。」

警察。
「買収されたのか?」

謎の人。
「政権を奪ったら国教にしてくれる約束つき。」

警察。
「なんというやつ。」

邪教の支持者は。

市民によって。

追放されました。

きららちゃん。
「手柄よね。」

若葉ちゃん。
「お姉さまが褒めてくれるのです。」

きららちゃん。
「有能な妹を持ってしあわせよ。」

若葉ちゃん。
「とっても嬉しいのです。」

ふたりで抱き合う姉妹。

のちに。

若葉ちゃんには。

高価な褒美が与えられた。


11


第一の看守。
「オランジュとコピーヌはどこだ?」

第二の看守。
「どこにも見当たらないぞ。」

第一の看守。
「しまった!」
「スパイだ!」
「スパイに逃がされた!」

第二の看守!
「通報しろ!」

夜明けの平原。

オランジュ。
「スパイさんよ。」
「いい所に来てくれた。」

スパイ。
「こんなの造作もありません。」

コピーヌ。
「反乱軍と合流しよう。」

馬を走らせ。

オリゾンと合流。

オリゾン。
「あなた達には軍勢を率いてもらいたい。」
「それから。」
「新しい政府の責任者。」

オランジュ。
「隣国の助けが要る。」
「我々には軍事力に乏しい。」

オリゾン。
「その通り。」
「辺境の地だが。」
「そこに落ち着こう。」

退場。


12


るるちゃん。
「書籍をいっぱい出してます。」

きららちゃん。
「あらーすごいわねー。」
「国の美しい歴史ですか。」

るるちゃん。
「国の歴史を美しい視点で解説したんだよー。」

ポルト。
「これは素晴らしい!」
「役人に知らせなくては。」

ポルトが役人に本のことを知らせたので。

役人が宣伝してくれて。

本がベストセラーになりました。

ポルト。
「るるさん。」
「あなたはすごい。」

るるちゃん。
「国の黄金時代を作りたい。」

ポルト。
「あなたならできそうだね。」

本のことが国王に知られて。

るるちゃんの身分がひとつ上がりました。

るるちゃんは次々に書籍を発表して。

政府の支持率が上がりましたので。

表彰されました。

家では。

るるちゃん。
「やった♪」

きららちゃん。
「あんたやるじゃないの。」

るるちゃん。
「ご褒美のキスして。」

きららちゃん。
「いいわよ。」

るるちゃんときららちゃん。

キス。

るるちゃん。
「きららちゃんかわいい。」

きららちゃん。
「襲わないでよ。」

るるちゃん。
「はい、このくらいにします。」

若葉ちゃん。
「お姉さまとるるさんのキスシーン見れたです。」
「良かったです。」

るるちゃん。
「あらら?」
「見られちゃった。」

きららちゃん。
「あなたも女の子とするかもね。」

若葉ちゃん。
「お相手が居ればするかもです。」

るるちゃん。
「若葉ちゃんもお年頃。」
「相手見つけなよ〜。」

若葉ちゃん。
「自然に現れるのを待つのです。」

きららちゃん。
「いい相手が見つかるといいわね。」

るるちゃん。
「では、わたし朝早いので。」
「ばいばーい。」

きららちゃん。
「またね。」

若葉ちゃん。
「また来るのです。」

るるちゃん。

退場。


13


反乱軍が摘発されました。

次々に反乱軍の連中が逮捕され。

反乱軍は隣国近くに逃れ。

隣国の力を借りて。

再び挙兵。

国王軍の砦に攻め込みました。

シャトー。
「最後の戦いだ。」
「出発!」

シャトー率いる国王軍は。

五万。

反乱軍は。

二万二千。

反乱軍は砦の攻防に勝利し。

決戦の地は草原地帯。

真正面から。

ぶつかった反乱軍は。

圧倒されて。

あっけなく敗走。

オランジュ。
「また負けた。」
「もう終わりだ。」

コピーヌ。
「反乱軍もこれまでだな。」

シャトー。
「敵を追撃しろ!」
「市民にも賞金を出せ!」
「大将をひとり残らず捕らえろ!」

オランジュ。

コピーヌ。

隣国に逃走。

シャトー。
「大将はこれだけか!」
「他は逃げたな。」

反乱軍はこの戦いで。

力をすべて使い果たして。

政治の内部にいた反乱分子も逮捕され。

国の反乱は終わりを告げました。


14


るるちゃんときららちゃん。

ベッドで一緒に座っています。

るるちゃん。
「押し倒していい?」

きららちゃん。
「いいわよ。」

るるちゃん。

きららちゃんの上に乗りました。

るるちゃん。
「エネルギー充電。」

きららちゃん。
「気持ちいいわ。」

るるちゃん。

そのまま。

きららちゃんを抱きしめる。

しばらくすると。

手を放して。

一緒に。

抱き合って就寝。


15


国王の大農園視察に同伴することになったるるちゃん。

大農園へは少し離れていますが。

移動は簡単です。

大農園に到着したら。

農家の方がお出迎え。

国王と話をしていました。

国王。
「この作物の出来はいいか?」
「女性の意見が聞きたい。」

るるちゃん。
「はい、糖度が素晴らしく。」
「品質がとても良いのです。」
「見た目も美しく。」
「創意工夫の賜物かと。」

国王。
「参考にしよう。」

農家。
「王様、こちらの意見もお聞かせください。」

国王。
「食べてみよ。」

るるちゃん。
「はい。」
「みかんですね。」
「みかんにしてはとても甘い。」
「酸っぱくありません。」
「並のみかんではありません。」

国王。
「なるほどな。」

農家。
「いまは収穫の時期。」
「今年は豊作でございます。」

国王。
「頑張りを期待している。」

農家。
「心得ております。」

るるちゃんは。

とにかくメモと写真を撮りまくって。

広報の仕事に使います☆

3時間ほど農園に留まって。

帰還となりました。


16


王様はいろいろな政策を実行しています。

ある日。

王座に呼び出されました。

国王。
「なにか良い政策の発案はないか?」

るるちゃん。
「女性の力はいまだ知られていません。」
「発揮させるべきです。」
「まったく新しい人材が確保でき。」
「革新を得るかと。」

国王。
「女性の活躍を推進か。」
「これはおもしろい。」

るるちゃん。
「これまで主に男性でやってきました。」
「次は女性です。」

国王。
「そなたの言うこと。」
「楽しみになるぞ。」

るるちゃん。
「女性の活躍で世の中は根底から変わるでしょう。」

国王。
「下がってよい。」
「そなたには後で褒美を取らせよう。」

るるちゃん。
「ありがたきしあわせ。」

国王が女性を尊ぶ政策を発表し。

女性の人材を確保したので。

そのうち。

有能な女性たちが。

素晴らしいことをやりだしました。

国王も。

女性の力は気が利きすぎると。

大絶賛。

すでに黄金期が訪れています。

るるちゃんは国王のお気に入りになりました。

また身分が上がり。

一般的な騎士よりも上回る身分を手にしましたね。

仕事場。

るるちゃん。
「はりきるぞー!」

きららちゃん。
「あんたやるじゃない。」
「見直したわ。」

ポルト。
「こんな部下を持って。」
「私はなんて恵まれているんだろう。」

きららちゃん。
「有能な女性が次々と入ってきてるわね。」
「ポルトさんの恵みも。」
「ずっと続くわよ。」

ポルト。
「ああ!広報勤務25年。」
「ついに私の黄金期が。」

るるちゃん。
「後でお祝いしましょ。」
「黄金期の。」

ポルト。
「是非!」

るるちゃんのおかげで。

国が繁栄したので。

人気者になっています。

国が活気づいたいま。

るるちゃんの存在は。

いまや国の支えです☆


17


るるちゃん。

女性総活躍社会の。

キャンペーンガールに任命されました。

ゴスロリ衣装を着て。

メディアに出演しています。

そのうち。

女性社会の第一人者として。

重役を任されました。

若葉ちゃんも広報に就職して。

きららちゃんは。

女性へのアドバイザーに任命されたのです。

家の中。

るるちゃん。
「これからこの国を盛り上げていこう!」

きららちゃん。
「おもしろくなってきたわね。」

若葉ちゃん。
「わたしも尽力するのです。」

るるちゃん。
「きららちゃん。」
「どこかの領主候補に入っているってほんと?」

きららちゃん。
「将来的にはどうかって。」

若葉ちゃん。
「お姉さまの信頼は厚いのです。」

るるちゃん。
「きららちゃんもすごいなあ。」

きららちゃん。
「あんたも。」
「立派になったわあ。」

るるちゃん。
「きららちゃんのきれもの。」

きららちゃん。
「るるちゃんの手練れ。」

るるちゃん。
「くすくす♪」

きららちゃん。
「うふふ♪」

若葉ちゃん。
「いい雰囲気なのです。」
「そこでキスするのです。」

るるちゃん。
「する?」

きららちゃん。
「わたしはいいわよ。」

るるちゃん。
「キスよりさんにんで寝ようよ♪」

若葉ちゃん。
「るるさんはあったかいのです。」

きららちゃん。
「さあみんなベッドの中へ。」

さんにんで。

就寝♪


18


国が潤って。

他国も真似を始めました。

国王は上機嫌で。

王座に座っています。

街中。

きららちゃん。
「あら、オリゾンじゃない。」

オリゾン。
「私はいったい何をしていたのでしょう?」

きららちゃん。
「反抗期は終わりよ。」

オリゾン。
「反乱軍も戦意を失って。」
「解散してしまいました。」

きららちゃん。
「あなたたち。」
「ひとりよがりだったかもしれないわね。」

オリゾン。
「私は私で。」
「良き時代を作ろうと尽力したつもりです。」

きららちゃん。
「正しいやり方じゃなかったのかも。」
「考え直してみたら?」

オリゾン。
「そうします。」

るるちゃんは。

国の重役として。

確たる地位を築いていました。

王座。

るるちゃん。
「黄金時代を宣言するのですか?」

国王。
「無論、そのつもりだ。」

るるちゃん。
「わたしは報われます。」

国王。
「思えばそなたがきっかけだったな。」
「よくぞ尽くしてくれた。」

るるちゃん。
「ありがたき言葉。」
「励みに致します。」

国王が。

黄金時代宣言をおこないました。

それを記念して。

お祭りが開かれましたね。

るるちゃん。
「きららちゃん!」
「若葉ちゃん!」
「一緒に黄金時代を生きようね!」

きららちゃん。
「あんたと一緒なんてしあわせよ。」

若葉ちゃん。
「るるさんとお姉さまが居てくれると。」
「わたしは嬉しいのです。」

るるちゃん。
「これからもよろしく!」

さんにんでハイタッチして。

お祭りのパレードの中に。

消えていきました。

おわり。