シャンデリアが大学へ入学して帰還後のおはなし。


もふもふ天国。


柔らかな朝日が差し込める早朝。

爽やかに起きた少女に魔のお誘い。

シャンデリア
「二度寝しちゃいましょ。」

しかしそれを許さないもふもふが数名・・・。

もふもふはシャンデリアの部屋に巧みに侵入すると。

もふもふでもふもふにした・・・!!

シャンデリア
「ひゃあああぁぁ!?」

もふもふはシャンデリアをナメナメしたり。

とっくみ合ったり噛み合ったり。

部屋中を滅茶苦茶にした!

シンフォニー
「あたしも混ぜて。」

シャンデリア
「犯人はあなたですの!」

シンフォニー
「いや鍵空いてたけど。」

シャンデリア
「口を使って勝手に入ってきたんですのー!?」

そのままシャンデリアは逃走。

しかし柴犬達はついてくる!

なんと服中にチーズが忍ばせてある・・・。

それを狙って柴犬の猛突進!

シャンデリア
「やりましたねー!!」

シャンデリアはそのまま。

城を一周すると。

シンフォニーの所へ戻ってきて。

体当たり!

シンフォニー
「ぷぷぷはは〜!ダメだこりぁ!」

アリアが廊下を歩いていた。

騒ぎを見つけて接近!

アリア
「なにやってんの?」

シャンデリア
「義姉さんが柴犬達の寝床侵入に便乗しましたのですわー!!」

朝っぱらからドカドカ鳴り響く。

それはそれは尊いお祭りでした。


もふもふの遊戯。


朝ごはん中。

柴犬達もお食事です。

メニューは。

ハムとソーセージ。

白米を濡らしたモノと。

レタスを添えて。

シーチキンを混ぜたものです。

ガツガツ頬張る柴犬達。

シャンデリアがふと。

ポメラニアンの写真を見ていました。

シンフォニー
「あんた浮気!?」

シャンデリア
「浮気は何かいけないことですか?」

シンフォニー
「こんなかわいい子達がいるのに酷い!」

シャンデリア
「浮気は女の甲斐性って言うでしょう?」

シンフォニー
「この子達と結婚してたんじゃないの?」

シャンデリア
「あっその・・・夫婦生活長いから・・。」

シンフォニー
「あたしのこともどう思ってるの!」

シャンデリア
「お遊びはそこまでですよ。」
「柴犬ちゃん達が強奪狙ってます。」

シンフォニー
「欲しいの?あげるよー。」

道化
「ここいらにハーレムがいるって聞いたが。」

シャンデリア
「阿呆さん、わたしのことですよ。」

道化
「阿呆とは光栄な!きちんと道化って呼んでくれ!」

シンフォニー
「告りに来た?」

道化
「こんな美少女達相手にそれは定番過ぎるよ。」
「他のにしてくれ。」

シャンデリア
「じゃあ貴方もいーこいーこされたいの?」

道化
「それを言ったら・・・恥ずかしいぜ・・・。」

シンフォニー。
「ほらいーこいーこ。」

道化
「俺は柴犬が目当てだ。」

シャンデリア
「私達はどうしたの?」

道化
「そんな贅沢俺には似合わん。」
「どれかひとつなんだぜ。」

シンフォニー
「だったら両方取っちゃいなよ。」

柴犬仮面
「娘はやらんぞー!!」

道化
「娘って?このメスの柴犬に甘噛みされたいのだよ。」
「美少女のことではない。」

柴犬仮面
「言ってる事がよくわからないな。」

シャンデリア
「だめよ!混乱を誘ってる!」

シンフォニー
「こいつはいろいろ乱して遊んでるんだよー。」

柴犬仮面
「ならば私を乱して見せろ!」

道化
「独身さ。」

柴犬仮面
「娘はやらん!」

道化
「なら丁度いいね、俺にはこの娘さん達には届かない。」

柴犬仮面
「阿呆はそれが普通だ。」

道化
「俺は阿呆だから現実だけ見る。」
「だから高望みはしないのさ。」

柴犬仮面
「見事!」

アリアがやってきた。

アリア
「にゃ〜ん!」

シンフォニー
「いらっしゃい。」

シャンデリア
「一緒にお話ししましょ。」

柴犬達は既にウロウロしていた。

道化
「ほら、犬用クッキー」

柴犬は勢い余って道化に体当たり!

道化
「いい突進だ、もう一発行ってみようか?」

道化に3発突進が命中して戦闘不能!

寝転がり自分の上にチーズを載せて遊ぶアリア。

柴犬達はばら撒かれたクッキーに夢中!

シャンデリア
「少し芝生で遊んできますわ。」

見事に統率して芝生へ出かける美少女ふたりに。

カッコつける柴犬仮面と道化を添えて。

柴犬の鳴き声と共に爽やかに風に乗る。

朝霧のひととき。


もふもふの暴挙。


柴犬達が興奮して城中を走り回ってます。

シャンデリア
「キャー!こんにちはもふもふのトルネードですわ!」

シンフォニー
「ワンちゃん達何やってんの?」

道化
「ふふははは!見事だ!見事に興奮した!」

柴犬仮面
「そらー!おやつはこっちだぞ!」
「シャンデリア、パス!」

柴犬達の目線が向く。

シャンデリア
「犬用ロールケーキですの。」

シンフォニー
「ワンちゃん達の大好物だね。」

シャンデリア
「はいどうぞって足りないです。」

柴犬達はロールケーキを求めて柴犬仮面を追い続ける。

歌舞伎者
「いよぉ!お!ゲーテハウベスは頂いて行く!」

シャンデリア
「こらー!誘拐なすって!」

道化
「では私はベベを誘拐しよう。」

シンフォニー
「捕まえたらくすぐるゾ?」

変態
「それはどうぞお願いします!」
「私はマラドーナを誘拐致します。」

シャンデリア
「御用でございます!」

城中でおにごっこ。

ドタバタ騒ぎを聞きつけアリアが乱入。

アリア
「城中にいい匂い撒いちゃえ。」

アリアはお菓子の破片を設置して匂いまみれにした。

アレキサンドリアが匂いのお菓子を求めて大暴れ!

変態
「しつけは?」

柴犬仮面
「我が家はこれが正解だ。」

変態
「あそこの美少女にしつけて貰いたい。」

柴犬仮面
「私で良ければしつけてしんぜよう。」

変態
「従者としてだ。」

柴犬仮面
「どっちにしろ変態だ。」

変態
「変態に変態って言っても意味がないぜ。」

柴犬仮面
「お前私をからかっているな?」

変態
「逃げるが勝ち。」

道化
「捕まえたらくすぐってくれるだろうな!」

シンフォニー
「いいよ!でも真面目にやりなよー?」

道化
「不運にも俺は足が速いからな。」

シンフォニー
「手加減して幸運に変えないように。」

道化
「ああ!俺はなんて災難。」

アリア
「レーベルシュタインを拉致するぞー!」

シャンデリア
「そこに居ましたわ!」

柴犬仮面
「おいおい、花火まで鳴ってるぞ。」

道化
「せっかくだからお祭りにしようぜ。」

変態
「わざと捕まるのはルール違反だが。」
「早く捕まりたい。」

城中を駆け回っていたアレキサンドリアが変態に突進!

変態は倒れた。

柴犬2名にくちゃくちゃにされる変態。

シンフォニーが変態を捕まえくすぐった!

変態
「恩賞はこれですかな、光栄・・・ぐえっ!」

シンフォニー
「柴犬ちゃん達、くすぐってあげて。」

シンフォニーはチーズの粉を変態にかけた。

柴犬2名の攻撃で変態はやられてしまった。

シャンデリアは追跡中。

歌舞伎者がなぜか廊下でダウンしているのを見かけた。

道化
「捕まった!」

シャンデリア
「さあ覚悟しなさい!」

道化
「はい!覚悟します!」

シャンデリア
「なんの刑がいい?」

道化
「なんの刑でもお願いします!やったー!」

シャンデリア
「では一発ギャグをやって貰いましょう。」

柴犬仮面
「しっぽまきまき!」

傍にいた柴犬仮面は。

くるくる回って柴犬を表現した。

シャンデリア
「あなたじゃない!」

柴犬仮面
「まさか娘よ、おしおきが好きだとは・・・。」

道化
「いやーそれほどでも。」

シャンデリア
「あんたじゃない!」

柴犬が一斉に乱入。

シャンデリア
「なんで突進してくるのー!」

アリア
「匂いがついてるから。」
「ワンちゃん達ハイテンションだよ。」

シャンデリア
「これぞもふもふのblackhole!」
「呑まれた私達の混沌爆破!」

いつまでも収集がつかない柴犬達とのお祭り騒ぎ。

このあとアリアがまたかまして。

もう1時間続きましたとさ。


もふもふの奇襲。


よく晴れた日。

城のすぐ隣にある芝生で遊ぶシャンデリア。

今回はゲーテハウベスと遊んでます。

シャンデリア
「そーれ!」

フライングディスクを投げたら。

横から道化が横取り。

道化
「はっはっは!私は犬より上手くディスクをとれる!」

シャンデリア
「ではボールを。」

シャンデリアはボールを池のほうへ投げた。

ボールは池に入ってしまった。

道化
「これは入れというのか、池に。」

しかしゲーテハウベスはお構いなく池に飛び込んで。

ボールを手に入れた。

道化
「なにぃぃ!やるじゃないか!犬!」

シャンデリア
「なに張り合ってるんですか?」

道化
「イヌと私、いったいどちらが優れているか。」

シャンデリア
「ワンちゃんの得意分野で勝てるわけないじゃない。」

道化
「負けるのか・・・この俺が・・。」

後ろからシンフォニーがつつく。

シンフォニー
「わんわんには勝てないよ。」

道化
「人類はイヌに勝てなかった・・・・。」

歌舞伎者
「案外人も非力なのかあぁぁ?」

歌舞伎者がアレキサンドリアを抱っこして城の中へ逃走していました。

シャンデリア
「あっ!待ちなさい!」

歌舞伎者
「待てと言って待つお人よしはいないのだ。」

道化
「ここにいるぞ。」

歌舞伎者
「いるのかよ!」

そのまま城の中で逃走劇。

歌舞伎者は捕まえたがアレキサンドリアは既にいません。

シャンデリア
「どこに行ったの〜?」

いつの間にか後ろからアレキサンドリアの突進!

シャンデリア
「ぎゃあ!このわたしが・・・!このわたしが・・・!」

シンフォニー
「油断禁物。」

アリア
「さらに後ろからこんにちは。」

アリアはシャンデリアの耳に息を吹きかけた。

シャンデリア
「きゃー!!」

そのままおにごっこ開始。

アレキサンドリアはシャンデリアを追走。

放し飼いにされていた柴犬に発見され。

走る人々に興奮して調子に乗る柴犬達。

廊下の木箱は吹っ飛び。

タルはコロコロ転がり。

壁にかけていた絵画は堕ちていく。

柴犬仮面
「これはいったいなんだ?」

道化
「乱闘でございます。」

柴犬仮面
「よっし!お父さん加わっちゃうぞ。」

変態
「御嬢さん達、変態がおにごっこだぜ?」

シンフォニー
「なにあのバカなファッション。」

変態は理解できない装飾だらけの着ぐるみを着ていた。

変態
「捕まったらバカな台詞を言いまくるぜ。」

シャンデリア
「ほうきで追い払いますの!」

ほうきが近くに来た歌舞伎者にヒット!

歌舞伎者は倒れた。

柴犬達は変態の近くをぐるぐる。

走っていくシャンデリアにじゃれついた!

シャンデリア
「このわたしが・・・!!」

柴犬仮面
「どっちが阿呆か勝負だ!」

道化
「阿呆だったら貴方には敵いません!」

柴犬仮面
「それは皮肉だな。」

道化
「意味を誤解してます。」

柴犬仮面
「だったら誤解する私は阿呆か?」

歌舞伎者
「同格だって言いたいんじゃないか?」

道化
「貴方の今日のその仮面が阿呆過ぎるのです。」

柴犬仮面
「今日のはバカチンスペシャルだが。」

道化
「私は最初から負けているのです。」

柴犬仮面
「頑張ってくれたまえ。」

道化
「頑張って阿呆になれと?素晴らしい!」

歌舞伎者
「わざと意味不明な会話にして遊ぶな!」

柴犬仮面
「わかってないな、これが大人の道楽だ。」

柴犬に追い掛け回されるシンフォニー。

シンフォニー
「ちょ!待った待った!」

安全な部屋に退避したシャンデリア。

しかし犬用通路を忘れていた!

犬用の出入り口から興奮したニーチェドッグが乱入。

突進。

シャンデリアは目をバツにして倒れた。

シャンデリア
「この私が三度もやられるなんて!」
「この城もついにホワイトホールと化したのですわー!!」

そのまま目をバツにして。

頭に星が回りつつ。

お昼寝となりました。


もふもふの踏破。


アリアが打診しました。

アリア
「この高級ソーセージを持って。」
「ワンちゃんとおにごっこするの。」
「捕まった人から脱落して順位を競う!」

シャンデリア
「あらまあおもしろそう。」

シンフォニー
「ワンちゃんは3分後に放出ね。」

柴犬仮面
「ショータイム!」

道化
「簡単に捕まる自信があるぜ?」

使用人
「楽しいお祭りですね。」

歌舞伎者
「目指すはああ1位!」

シンフォニー
「はい!スタート!」

柴犬達が放出され。

ゲームスタート!

歌舞伎者
「あんさん俺と勝負しねぇか?」

ベベが目の前でお座り。

ニーチェドックが突進!

歌舞伎者
「おいらは韋駄天さあ勝負・・・いてて!」

柴犬が早過ぎて歌舞伎者がやられた!

使用人
「木箱の上に乗ればよろしい。」

柴犬は木箱にまで上がってきた!

使用人
「あらまー!」

柴犬仮面
「さあ!こちらに来たぞ?」

道化
「どうするかなあ。」

柴犬仮面
「道化シールド!」

道化
「俺を盾にしたぁ?」

道化がやられた!

柴犬仮面は後ろから来たゲーテハウベスにやられた!

シンフォニーは隠れていました。

シャンデリアもお隠れ中。

匂いを嗅ぎつけ。

アレキサンドリアが。

2名発見。

シンフォニーは逃げ遅れた!

シンフォニー
「やられちゃった。」

アリアは傍でダウンしていた。

まず最初にやられたらしい。

こうしておにごっこはシャンデリアの勝利となった。

シャンデリア
「おーほっほ!やっぱりこのわたくしが勝者ですわね!」

しかしソーセージを手放さなかったので。

あとから来た柴犬の総攻撃!

シャンデリア
「あっ!わたくしは勝者なのよっ・・・きゃー!!」

アリア
「私がビリなんてくやしー!」

アリアがチーズの粉をシャンデリアに吹っかけて。

乱入。

シンフォニー
「ああっと!隙あり!」

シンフォニーがシャンデリアをくすぐる!

アリアが悪ノリしてシンフォニーをくすぐった!

道化が便乗してチーズの破片をばらまいた!

シャンデリアは目をバツにして。

シンフォニーをくすぐりかえして仕留めたら。

アリアが体当たりしてきて。

道化と一緒に吹っ飛ばされ。

踊っている歌舞伎者をバックに。

目をバツにしながら。

シャンデリアは倒れた。

アリアは柴犬にもみくちゃにされて倒れた。

城中には地味な悲鳴がこだまし。

道化と柴犬仮面と歌舞伎者は勝手に第二ラウンドを開始。

この日倒れている人が大発生しました。


もふもふの楽園。


シャンデリア
「レーベルシュタインのこの黒・・。」
「いいですわあ・・。」

アリア
「アレクサンドリアのこの胡麻っぽさ。」
「ツボる〜。」

シンフォニー
「品評会?」

シャンデリア
「もふもふに酔いしれて・・。」
「黒柴は美しい・・。」

アリア
「ベベとマラドーナのこのふさふさ白も・・。」

シャンデリア
「もふもふブラックホールに呑まれるわたし・・・・。」

アリア
「ふさふさあったかいワン!」

シャンデリア
「黒柴にうっとりだワン!」

シンフォニー
「かわいい子犬ちゃん達。」
「いーこいーこ。」

アリア
「もっとなでなでして欲しいワン!」

レーベルシュタインが歩き出しました。

道化が犬の着ぐるみをして倒れています。

シンフォニー
「何やってんの?」

道化
「犬の気持ちを感じてみた。」

シンフォニー
「どう?」

道化
「今までにないくつろぎを感じた。」

道化の上を踏みつけて乗り越えるレーベルシュタイン。

道化
「ぐえっ!」

柴犬仮面
「ほーら犬用ケーキだよ。」

アリア
「わたしも欲しいわん!」

レーベルシュタインと。

アリアが並んで。

おねだり。

柴犬仮面
「こっちの子犬ちゃんには飴ちゃんだよ。」

アリア
「嬉しいワン!」

アレクサンドリアがまた道化を踏みつけて再登場。

シンフォニー
「わんわんの気持ちってどう?」

道化
「いままでに無い衝撃・・・。」

シンフォニー
「ほーれ飴だよ〜。」

道化
「頂きます。」

シャンデリア
「柴犬〜。」
「ふっさふさ〜♪」

柴犬仮面
「お手♪」

アリア
「もっと欲しいワン!」

シンフォニー
「お座り。」

道化はカッコイイ座り方をした。

道化
「一味違うぜ、俺は柴犬を超える!」

シンフォニー
「お座りだけは一応犬を超えたよ。」

道化
「まだまだ!犬に勝つ日まで俺わぁぁ!!」

アリア
「抱きしめて欲しいワン!」

シャンデリア
「あーこの子もかわいい♪」

道化
「俺はあの娘みたいに、撫でて欲しいワン!と言えば。」
「なでなでして貰えるのか?」

シンフォニー
「そんな事言うこと自体がかわいいよ、なでなで。」

柴犬仮面
「レーベルシュタイン、こんな黒くなっちゃって・・・。」
「カワイ過ぎるぞ!」

シャンデリア
「ベベとマラドーナのふさふさ・・・。」

道化
「残念だが俺はふさふさにはなれない。」

シンフォニー
「なれなくていいんだよ〜?」

アリア
「おいしいもの欲しいワン!」

柴犬仮面
「ではもっと持ってきてあげよう。」

シャンデリア
「ああ・・!白いふさふさのホワイトホール!」

こんな感じが3時間も続きました。


もふもふとの散策。


お城のひと部屋。

柴犬用の部屋がふたつ。

わんわん用ベッドがあります。

マットをソファー型にしたベッドと。

子供用毛布がいくつかあります。

昨晩はシャンデリアがワンワン部屋お泊まりでした。

シャンデリア
「いい朝ですわー!」

シャンデリアはレーベルシュタインを連れて。

早朝から散歩に出かけました。

歩いて5分。

町中に到達すると。

リンクスがマラソンしていました。

リンクス
「ああ・・お嬢!」
「僕はこんなにたくましくなりました!」

シャンデリア
「思うに、体だけたくましくても魅力にならない。」

道化
「筋肉モリモリの時代は終わったぜ?」

リンクス
「これから再到来するんです!」

道化
「その筋肉で柴犬に勝てるかな?」

リンクス
「あなたはなんなんですか!」

道化
「俺は阿呆だぜ。」

リンクス
「阿呆?」

道化
「お前さん阿呆にマジになるのかい?」

リンクス
「いいえ!」

シャンデリアは通り過ぎていた。

リンクス
「ああ・・お嬢・・・。」

道化
「ほれ阿呆に構ったから損した。」

リンクス
「だったら僕はバカで勝負です!」
「筋肉バカと呼んでください!」

歌舞伎者
「俺達の仲間ってことだ。」

リンクス
「僕はあなた達みたいに変な人ではありません!」

道化
「お前さん同類だって事に気づかないのかい?」

歌舞伎者
「立派なことに俺たち変な人の仲間なのにな。」

リンクス
「そんなことはありません!」

シンフォニー
「あれれ?照れちゃってる。」

道化
「正式に俺たち変な人の仲間になったんだ。」
「そりぁ照れるわなぁ。」

リンクス
「何を言ってるんです!」

親方
「おぅ!成長したなリンクス!」
「ついにその変態どもの仲間になったとは!」

道化
「タダの変態じゃあないぜ!」

歌舞伎者
「親方が認めた俺たちだぜ?」

リンクス
「違いますってばー!」

リンクス逃走。

歌舞伎者が追っかける。

シャンデリアとレーベルシュタイン。

街中の水路が美しい西洋風商店街。

アリアがお手伝いしている本屋の前。

アリア
「あー黒柴!」

レーベルシュタインをなでなで。

シャンデリア
「お手。」

アリア
「わん!」

シャンデリア
「お座り。」

アリア
「わお〜ん♪」

シャンデリア
「まあなんてかわいい子犬ちゃん♪」
「貰っていこうかしら。」

アリアを誘拐。

道化
「誘拐だー!!」
「お嬢が子犬を拉致したぞ!」

市民
「これはかわいい誘拐ねえ。」

シャンデアリア
「人聞きのわるい!」

アリア
「がおー!」

アリアは道化に突進。

道化は倒れた。

シャンデリアはアリアと。

街を一周して。

城へ帰還。

アリアも誘拐済み。

柴犬仮面
「そんなかわいい娘連れ込んで・・。」
「おい!挙式の準備だ!」

使用人
「御意!」

変態
「レーベルシュタインと挙式かい?」

アリア
「わお〜ん♪」

アリアは変態に突進。

変態は倒れた。

シャンデリア
「挙式より朝の支度を。」

使用人
「せっかくだから挙式にしましょうよ。」

シャンデリア
「なに言ってんですの!」

アリアと柴犬の鳴き声がこだまする。

それはそれは豪勢な朝。

街中に城に。

キュートなわんわんをたずさえて。


もふもふの神秘。


柴犬6人で教会を訪問。

特別司祭が開かれています。

神父
「神は誰でも等しく、そして常に公平で。」
「神はいつも存在するのです。」

シャンデリアはロザリオを持って。

祈っています。

神父
「おや?変わったお客さんですね。」

柴犬達
「ワン!」

神父
「あなたは神の存在を信じますか?」

柴犬達
「ワン!ワン!」

神父
「おお!神と共に歩まんことを!」

柴犬仮面
「私は神が実在することを知っております。」

神父
「知る者も多き、それはこの世の事実。」
「私も神を見たい、そう思います。」

特別司祭が終わり教会を後にします。

音楽家が現れました。

音楽家
「アカペラで行きましょう。」

音楽家が歌いだすと。

柴犬達もわんわん歌います!

神父
「これぞ生けとし生きる者との共栄。」

シャンデリア
「この星は生けとし生きる者達全員で成り立つ。」

神父
「聡明なことで、生命無くして繁栄はありません。」
「人は傲慢で愚か、すぐにそれを見失ってしまいます。」

柴犬仮面
「人はその愚かさを克服しなければならない。」

神父
「この子達の真の姿を見るには、それが人の道なのです。」

アリア
「人の道ってことは最終地点がある。」
「つまりその愚を脱却することだ。」

神父
「ものわかりがよろしいお方。」

アリア
「タダで教会のシスターやっていません。」

神父
「シスター以上のことですよ。」

シャンデリア
「この星は誰のものでもない。」

神父
「それは真理でございます。」

柴犬仮面
「柴犬達にロザリオの飾りを装備させよう。」

シャンデリア
「なんか不思議にかわいいですわ!」

道化
「俺にはドデカイ十字架を頼む。」

神父
「そこまで罪がおありで?」

道化
「罪?そういうものはわからないようにできているのさ。」
「いまのうちに背負っておく。」

神父
「おお!無理をなさらぬように!」

アリア
「裏にあるよ。」

道化
「ではいまのうちに背負っておこう。」

シンフォニー
「あんた真面目過ぎだよ。」

道化
「真面目にふざけているよ。」

シンフォニー
「おっと、阿呆の好きにしておくかなー。」

柴犬達
「わん!」

神父
「この子達に神を見い出せるのです。」

シャンデリア
「それはよくあることよ。」

神父
「それが尊いのです。」

シャンデリア
「同感ですわ。」

アリア
「聖書売ってきます。」

神父
「よろしくお願いします。」

シャンデリア
「ではお散歩。」

シャンデリアは駆け足で動き出す。

柴犬達はすぐに調子に乗って。

ダッシュ!

リンクス
「お嬢!今回のパワーアップは・・・。」

角から飛び出すリンクス。

リンクスが柴犬に轢かれた!

リンクスが吹っ飛ばされた!

シャンデリア
「ごめんあそばせ。」

そのまま通り過ぎるシャンデリア。

リンクス
「ぐはっ!」

道化がリンクスをよしよし。

キレたリンクスが道化と追いかけっこ。

追尾していた歌舞伎者に纏わりつかれてリンクスは逃げ出した!

シンフォニー
「わんわん一手に引き受けたなー。」

シンフォニーはシャンデリアを追走。

シャンデリア
「朝日に向かって走りますわよ!」

淡い日差しで柔らかに包まれる。

それはそれは優しいひととき。


もふもふとふさふさ。


いぬしばユナイテッド。

50名30頭が参加です。

今回のお題は柴犬と駆けっこしよう!です。

シャンデリアは全速力で6頭とかけっこ。

道化
「ほれソーセージだぞ。」

柴犬達の関心が道化に向いた。

道化
「この俺とおにごっこだ。」

柴犬達は道化に直進!

道化は分が無い!

道化は木の上に逃れた!

シャンデリア
「木の上は反則ですわよ。」

道化
「その通り!追いつめられて降参だ。」

道化はソーセージを6本放り投げた。

リンクス
「もう犬なんて怖くないぞ!」

リンクスは柴犬と接してみた。

リンクス
「ここまでパワーアップした僕なら!」

アリア
「そのポケットの中のお菓子が欲しいワン。」

リンクス
「うわっ!何する・・!」

アリア
「くれないならチーズの破片をあげるワン。」

リンクス
「へ?」

アリアはリンクスの体にチーズの破片をべとべとくっつけた。

リンクスは柴犬にリンチされた。

リンクス
「ぎょえー!」

アリア
「頂くワン。」

アリアはリンクスからお菓子を強奪した!

アリア
「お礼にこれあげるワン。」

リンクス
「ちょ!これなに?」

アリア
「食べてみるワン。」

リンクス
「この飴味がしないぞ。」

アリア
「1分くらいかかるワン。」

しかしとうとう味がしなかった。

リンクス
「何がしたいんだ?」

シンフォニー
「タダで強奪するのはわるいと思って。」
「意味の無いもので対価交換。」

リンクス
「えー!!」

シャンデリア
「失礼!」

柴犬と全速ダッシュ中のシャンデリアは。

道の真ん中で突っ立っていたリンクスを跳ね飛ばした!

リンクス
「お嬢に跳ね飛ばさせるのはいい感じ・・・。」

変態
「それは俺と通じる所があるぜ。」

リンクス
「違います!」

変態
「素直に認めちゃいなよ。」
「認めてスッキリしようよ!」

リンクス
「何言ってるんですか!」

変態
「正論を言ってるんですよ!」

歌舞伎者
「おう兄弟!今日は変態と絡んでいるのだな。」

リンクス
「勝手に兄弟なんて呼ばないでください!」

歌舞伎者
「では呼ぶぞ、変態の兄弟。」
「勝手には呼んでないと思うが。」

シンフォニー
「屁理屈!屁理屈!」

柴犬仮面
「道で寝ちゃって。」
「最近の若者はどこでも寝れるからいいな!」

リンクス
「そういう話じゃありません!」

柴犬仮面
「たくましい!」

リンクス
「この筋肉が?この脚が?」

柴犬仮面
「バランスが悪いぞ。」
「痩せすぎだ。」

変態
「もっとドッグフードを食べないからだ。」

リンクス
「僕は犬じゃありません!」

シンフォニー
「いーこいーこ。」

リンクス
「ああ・・・!」

シャンデリア
「あんたそんな変態でしたの?」

リンクス
「がーん!」

リンクスは腰を落とした。

道化
「少し前から俺達の仲間だ。」

シャンデリア
「あらまー。」

変態
「元気出せって、変態は気楽でいいぞ?」

道化
「阿呆も気持ちが楽だぞ?」

歌舞伎者
「こいつはおバカさんだ。」
「やはり俺達の同類!」

みんなから変に励まされるリンクス。

そのうち全員で飼い主参加の柴犬駆けっこレースが開かれ。

先頭を行くシャンデリア。

去っていくリンクス。

リンクス
「今度は絶大なるパワーアップをして見せる!」

とキメポーズをして退場。

一位を取ったシャンデリアは。

笑顔で。

記念写真を撮り。

様々な想いを乗せ。

今回のいぬしばユナイテッドは閉幕しました。


もふもふとのひととき。


綺麗な池でお茶してます。

アリア
「ダージリンがいいワン!」

シャンデリア
「こちらのパイはいかがですか?」

アリア
「どっちも貰うワン!」

柴犬達が走り回っています。

アリア
「船遊びするワン!」

シャンデリア
「お菓子を食べてからにしましょうね。」

アリア
「もちろんだワン!」

お茶を愉しんで。

お菓子に舌鼓。

シンフォニーが。

ベベをお舟に乗せてみました。

ベベは怖がり顔。

なので乗せるのをやめようとしたら。

船が動いてしまいました。

シンフォニー
「いま行くよー。」

シンフォニーがベベを助けるべく。

変態を呼びました。

シンフォニー
「出番だよー?」

変態
「池の中へ?俺が?素晴らしい!」
「変態の扱いを知っているな!」

変態が池の中へ入りました。

そのときに。

レーベルシュタインとゲーテハウベスが池に飛び込んで。

お舟を動かしてベベ救出。

変態
「俺の出番持っていくなああぁぁぁ!!」

シャンデリアは柴犬達にお菓子をあげてます。

きちんと整列して順番を持ちながら。

パクパク貰います。

アリア
「もっとお菓子が欲しいワン!」

シャンデリア
「ワンちゃん用しかありませんよ?」

アリア
「お腹空いたワン!」

歌舞伎者
「お菓子を隠してやったぜ。」

アリア
「探しにいくワン!」

道化
「おい変態、水に濡れた飴を貸せ。」

変態
「なんだ阿呆、いくらでも貸してやるぞ。」

シンフォニー
「何に使うの?」

道化
「ただ濡れた飴を持ってみたかっただけだ。」

シンフォニー
「は?」

シャンデリア
「さすが阿呆、意味がわからない。」

アリア
「門の所にまとめてあったワン!」

シンフォニー
「あたしもワン!をつけてみる?」

シャンデリア
「アリアちゃんだからかわいいの。」

アリア
「アリアの特許だワン!」

リンクスが門の上からカッコ良く見下ろしています。

リンクス
「今回のパワーアップはヒーローを習得したこと!」

シャンデリア
「まあ、なんて愚直なヒーロー。」

道化
「そこから飛び降りるのだ。」

リンクス
「この高さは・・・。」

変態
「俺が手本を見せてやろうか?」

リンクス
「あなたには負けません!」

リンクスは見事に飛び降りて着地した。

シャンデリア
「5点かな。」

変態
「7点。」

道化
「3点。」

シンフォニー
「味気ない着地は点数低いよ?」

マラドーナ
「ワン!」

リンクス
「勝手に評価しないでください!」

柴犬仮面
「とう!」

柴犬仮面は後ろからカッコよく着地した。

シャンデリア
「まあ素敵!」

柴犬仮面
「まだまだだな、若いの!」

リンクス
「そのうち勝ちますからね!」

シンフォニー
「こっち来てお菓子あげるよ。」

リンクス
「これ犬用クッキー?」

道化
「それを食べるとカッコよくなれるよ。」

リンクス
「僕は犬じゃありません!」

シャンデリア
「お手。」

リンクス
「違います!」

シャンデリア
「ゲーテハウベスに指示したんですの。」

リンクス
「なんて偶発な!」

柴犬仮面
「追加のお茶菓子持ってきたぞ。」

シンフォニー
「わんわん達、どうぞ。」

ニーチェドッグはお菓子をくわえて。

アレキサンドリアに贈与しました。

アレキサンドリアは持っていたおもちゃを対価交換しました。

シャンデリア
「あらまーかわいい子達。」

お茶会を聞きつけた人々がお菓子を持って登場。

そのまま散歩中の人々も加わっていき。

賑やかなお茶会となりました。


もふもふブラックホール!


城内の中央ホール。

音楽に合わせて。

シャンデリアとレーベルシュタインがダンス!

リードを華麗に操って柴犬ダンス!

柴犬仮面
「なんて凄い事ができるんだ!」

人々から拍手喝采!

次にアリア。

アリア
「わん!」

ニーチェドッグ
「わん!」

アリア
「わんわん!」

ニーチェドッグ
「わんわん!」

釣られて他の柴犬達も吠えた。

柴犬達
「わお〜ん!」

観客達は手を頬に当ててラブリーに堕とされた!

リンクス
「とおっ!」

リンクスがスーツを着て登場!

ステップダンスでカッコつけます。

リンクス
「決まりましたか?」

柴犬仮面
「甘いな!」

柴犬仮面が受けて立つ!

柴犬仮面vsリンクス勃発!

軽やかなステップで踊るリンクス。

豪快な味で踊る柴犬仮面!

観客は拍手喝采!

柴犬仮面
「若いの!やるな!」

リンクス
「おじ様こそ!」

シンフォニーは演奏を続行。

シャンデリア、今度は6頭でリードを操り。

柴犬達とダンス!

華麗に正確無比に踊り舞う柴犬達とシャンデリア!

観客は見惚れてしまう!

カメラが回って。

大スクープ!

道化
「これで俺が有名人だな。」

変態
「いやお前じゃないぞ。」

道化
「そんなバカな!」

変態
「バカとかそういう問題じゃないぜ。」

道化
「ではその問題はどうやって解くのか?」

変態
「俺たちがバカになればわかるよ。」

道化
「残念だが俺はバカにはなれない。」

変態
「俺もだ、変態はキチガイにはなれない。」

歌舞伎者
「同感だ、おバカはバカにはなれない。」

変態
「それは同義じゃないか?」

歌舞伎者
「おバカとバカは別物だ。」
「区別できないのか?」

ステージの端っこでの会話。

観客に聞こえていて爆笑!

シャンデリア
「ではトドメですわ!」
「ひとたび重力渦に呑まれれば。」
「万物悉く虚無へと還ります!」
「ブラックホールバースト!」

シャンデリアはチーズの破片をばら撒いた!

と同時にいぬしばユナイテッドの犬達が暴走する!

観客は大はしゃぎ!

シャンデリア
「これぞもふもふのブラックホール!」
「ついに私はブラックホールを習得したのですわー!」

シャンデリアは目をバツにして。

くるくる踊ってはしゃぎました!

笑顔溢れるもふもふ舞踏会!

今宵も花を添えてもふもふと共に・・・。